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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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定年

失業保険は満65才になると満額もらえないらしい。だから俺は誕生月の前の来月辞めることにしたよ」。こんな話を有用かつ侘しい話を退職後も働くOBの方に聞きました。民間企業は病気をすると第一線からはずされます。この方は「病気のデパート」と陰で渾名をつけられる、くらいな方ですので押して知るべし。○橋大学をでてシステムから事務まで広範囲に知り尽くしましたが、病気のおかげで今やご意見番として扱われています。

そして、こんな尊敬に値したはずの先輩でも、結局は自分の老後の保障、収入だけが関心事です。そりゃ、スーパーマンでもウルトラマンでもないし、世界の平和を守ってほしい、とはいいませんが、後進のものを指導する、組織の将来に一矢を射るくらい発想してもいいと思います。しかし、彼の場合は健康保険(退職すると家族分の国民健康保険に入る必要がある)と健康維持という、考えてみれば不謹慎な理由で働き続けています。

さて、そこで定年が気になります。そもそも定年とはなにか?ようは社会システムの中で、定期的に支払われてきたサラリーというものをもうあげられないよ、という時期です。しっかりとしたシステムができている会社では50才台で退職する人も増えているようですが、その後の生活を保障する、という理想的な制度をもとに構築されています。

当然その背景はものすごくラフに言えば、①経済が右肩あがりに上がる、②年金を支える後進世代がいる、そして一番大切だと思うのは③年金というかたちで受け取れば労使双方ハッピーである、という前提でしょう。

しかし、今や状況はまったく逆になっているのは明白です。①経済の拡大は望めずパイを奪いあう社会、②年金を支える世代はどんどん減少し、一人で何人もの年金を負担することになる(なんてことはできないに決まっています)、そして③平均余命が上がり、年金を獲ったものがち(早くリタイアして取得できるときにとる)であり、生きがいの議論などどこかにいってしまった、拝金主義が全世代を通じて蔓延する頽廃社会です。。。


定年を意識する会社人間ばかりいると、なんのために働いているのかわかりません。年金制度に加入している人は、昭和36年以前に生まれた人とそれ以外で大きく依存度が違います。いまや、居酒屋は午後3時頃には老人達で満員で図書館も団塊世代の先輩たちが更に知識を増やそうと日参しています。

しかし、こんな制度がいつまで続くのか?と考えると答えは明白です。社会保険庁の市場化テストではすでに60%コストが削減されたといいますが、安部政権でも新規債発行が激減したのは政府の貢献だ、などと自画自賛せずに緊張感をもって老後も楽しく生活できる普通の国にしてもらいたい、と切に願います。

こんなことを続けていたら、いつか若者世代の不満が爆発するかもしれません。いや、ホントウに。
by gentas | 2006-12-24 16:56 | Research