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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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ブランド

 毎日のように電車に乗っています。2年間ほど片道2時間ほどの勤務地へ通いましたが、揺れる電車の中では本を読むこともままならず、何かを聞くことや居眠り、そして人間観察しかできません。どうもその頃からいろいろな人の持ち物や行動に注意が向くようになったようです。

 よくよく考えると気になるのは、なんで皆んなこんなにも荷物を持っているのか?ということです。特に女性は若い人ほど大きなカバンを持っています。ハンドバックというよりカバンです、しかもたいがいは、誰もが知っているブランド品で、多くは口が開いたものです。

正式な呼び名はわかりませんが、だいたい高級カバンを持って、あんなに口が開いたカバンで満員電車に乗り込んできて、無造作に入れた中の荷物が無事につくのが不思議ですa0020434_10162572.jpg

かつて、部下に専門学校をでたばかりの女性が入社してきたとき、うっかり「初任給は親にプレゼントでもするの?」と質問をしたら、「しますけど、基本はPRADAバッグのためです」と返事されて慌てたことがあります。あこがれは自由ですけど、憧れるほどの品質のものかも知りませんし、まして「初任給で買えるほどもらったっけ?バッグの残りってまさかコロッケでも買ってくの?」と心配もしました(結局その人は1年ちょっとで退職しましたが)。

持ち物門は分相応に、というかなり直球な言い方があり好きな言葉ですが、人間は職位や外見で作られる、という表現も正しいと思っています。

なんとか帆布という品質はいいが御家騒動で袂を分けたブランドがあります。昨日、電車の中で30代と思える男性がこのビジネスバッグらしきものを持っていて、こだわっているのかなあ、と見ていたら、大きくそのブランド名が表示してあって、なんだか嫌な気分になりました。あれじゃ、戦中カバンみたいですよ!a0020434_10155979.jpg
気がつくとカバン類にはchannel、vuitton、gucciなどはっきりと表示してあるものが妙に多くあります。個人的にはそれらが雑音のように思えて少し気になります。通勤途中では特に「この人はどういう人なのかなあ」などと考えることもありますが、答えはいつも決まっています。「普通のOLなのだ」。

家族とデパートなどへいくと時々「これ買って」と恐怖の一言をでるときがあります。いつも「必要なら買う」「できれば、はっきりとブランド名がわかるものは避ける」ルールを主張します。最初は抵抗があったようですが、どうやら彼女たちは「あ、ブランドっぽいのは自分で買えばいいんだ」と作戦を変更して、ルールにあったものを主張するようになったようです(いつも一枚上手です)。

こういう姿勢は「やっかみじゃないの」という天からの声、周囲からの指摘があることはわかっています。実際、私自身は子供のころからあまりブランドになじみがないのも事実です。しかし、私の気分としてはなんだか「ムラの青年団の主張」のように思えて嫌なのだからイヤなんです。==「皆んなが持っているから。これが流行っているから。○×ちゃんが持っていてカワイイから。。。。」。

マーケティングなどを勉強すると必ず最初に知的財産権や中小企業戦略としてもブランドは非常に有効と習うこともわかっています。中国の劇的な発展やBRICSの台頭は、正に日本にとってもブランドの時代に相応しい流れだと思います。

正直にいえば、登山を趣味としていた時期は、「わあすごい。cotton-karrimarのzagだあ」とか「高橋の靴なんてよく買ったね」「phoebusとは恐れ入った」と少しだけ持っていた「オタクランクの通の持ち物」の素性を言われたりしてヤニ下がっていたかもしれません。いいものを持ちたい気持ちは、ですからよくわかります。
しかし、谷川岳ですれ違った人が持っていたすごく薄く使いこまれたピッテルを見て、吸い寄せられるように声をかけたら、山岳会のたいへん偉い方の持ち物であったことを発見したりとかモノを見分けたい、という欲望があるのも事実です。
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あ、話が長くなりました。ようは、「個人の生活では、ギラギラしたブランドらしいものばかりを持つのはお里が知れる、ような気がするから止めませんか」ということを、今日の私は主張したいのであーーる。
by gentas | 2006-10-20 23:09 | Recommendation