吉阪隆正蔵書公開
2012年 06月 11日
有名な蘭学者である
箕作阮甫(みつくりげんぽ)を祖に持つ吉阪隆正先生所蔵の書籍の一部が公開されています。
公開場所は建築会館の喫茶アゴラの一画です。既報のとおり、7月9日を持ってアゴラは閉室され、以降は書籍販売コーナーになる予定です。
常に書籍に囲まれていた先生故に、その蔵書もまた膨大です。U研の方に伺うと雑誌類は相当部分は処分され、保存状態の良いもののうちから抜粋し展示しているそうです。従って、いわゆる稀覯本はなく、専門書類が中心ですがお人柄が垣間見えるような展示です。
そういえば、亡くなられた後形見分けと言われて数冊の本をいただきました。ほとんどの方は建築関係の本に関心あったようなので、私は「それ以外」を観ていて、結局は先生の家庭教師だったらしい
大内兵衛先生から贈呈された簡装本を、確かジュニア(大竹ジュニア)から数冊いただきました。
大内兵衛先生を知ってみると、吉阪隆正という人格ができた要素のひとつがこの素晴らしい知識人大学人であるような気がしました。そのせいか、本郷にいくときは経済学部図書館の中でいかめしい顔で睨んでいる先生の写真をなるべく見上げ、感慨にふけるようにしています。
箕作阮甫(みつくりげんぽ)を祖に持つ吉阪隆正先生所蔵の書籍の一部が公開されています。
公開場所は建築会館の喫茶アゴラの一画です。既報のとおり、7月9日を持ってアゴラは閉室され、以降は書籍販売コーナーになる予定です。
常に書籍に囲まれていた先生故に、その蔵書もまた膨大です。U研の方に伺うと雑誌類は相当部分は処分され、保存状態の良いもののうちから抜粋し展示しているそうです。従って、いわゆる稀覯本はなく、専門書類が中心ですがお人柄が垣間見えるような展示です。
そういえば、亡くなられた後形見分けと言われて数冊の本をいただきました。ほとんどの方は建築関係の本に関心あったようなので、私は「それ以外」を観ていて、結局は先生の家庭教師だったらしい
大内兵衛先生から贈呈された簡装本を、確かジュニア(大竹ジュニア)から数冊いただきました。
大内兵衛先生を知ってみると、吉阪隆正という人格ができた要素のひとつがこの素晴らしい知識人大学人であるような気がしました。そのせいか、本郷にいくときは経済学部図書館の中でいかめしい顔で睨んでいる先生の写真をなるべく見上げ、感慨にふけるようにしています。
by gentas
| 2012-06-11 12:58
| Book Worm