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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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深沢七郎外伝:淋しいって痛快なんだ

深沢七郎外伝―淋しいって痛快なんだ

新海 均 / 潮出版社



本は読めば読むほど、自分のアホさ加減がわかってくるので実に気が滅入る作業です。

しかし

読むとその世界を知ることで、新しい何かが生まれてくるのを感じ、実に元気にもなる行為です。

楢山節考 (新潮文庫)

深沢 七郎 / 新潮社



社会にでて最初に担当した仕事は某地方都市の将来計画でした。当時は高級で一部の専門家しか使わない大型コンピュータを使用に、上司に単純すぎるのではないか、でもシンプルで面白いねとも揶揄されながらも将来人口を試算するととんでもない結果になりました。厚生省(当時)推計とは大きくかい離する結果でした。従って、試算だけ実施し報告には入れないことになりました。

しかし、その結果は今になって思えば現在を的確に表現していたことがわかりました。

高齢社会、といえばすぐに「楢山節考」を想起するのが正しいのか、わかりませんが、引退とはその再生産コミュニティーから去ることだ、と理解するとひとつの検討すべき姿なのかもしれません。

つまり再生産コミュニティーから隔離された空間社会が必要なのかもしれませんa0020434_1115303.jpg作者である深沢七郎さんの名前はなんとなく記憶にはあるものの、あまり著作がなんだったのかを指摘できませんでした。その楢山節考も、まさか近隣の聞き込みを元に作り上げたことも知りませんでした。※七郎も七番目だからではないのですね

映画はたいへんな話題を呼んだのは知っていますが、大人になって、レンタルビデオを借りてきて観たことがあります。しかし、人間性があまりに表現されなんだか釈然としなかったことを覚えています。ちょうどバブル期を迎えていたせいかもしれません。

それにしても

ギタリストにして、脚本家。小説家にして、農業経営。二枚目にして独身(関係ないか)、といった二律背反的な存在には興味をそそられます。

まるで

会社人間のまま終わってしまう大半の現代人をあざ笑うかのような人生ですね
※もう一度、映画を見てみようと思いました
by gentas | 2012-05-29 10:56 | Book Worm