まち歩き
2010年 09月 19日
まち歩きが流行ったことがありました。今では地域のもち価値といえる”市民参加による見直し”が当たり前になりました。
9月18日は横浜黄金町から象の鼻にかけてのまち歩きに参加しました。
最近はなるべく外出するようにしていますが、毎回のように発見があります。
今回の発見はなんといっても
BankARTでした。
http://www.bankart1929.com/news/news/
朝倉摂さんの特別展でしたが、圧倒的な量・質のスケッチや舞台模型、舞台記録などが展示されていました。
正直にいえば、所詮横浜市が適当にやって大東京に対して対等であることを誇示している格好だけだろう、と思い込んでいました。
しかし、とんでもない思い込みあるいは勘違いでした。突出した主催者の意思や優れたキュレーターがあればどこでも素晴らしい展示が可能である、ことを確認しました。無論、現実には横浜などごく一部の都市でしか成立はしないでしょうが。。。。
※団体・学生で入ってのですが、あとで請求されたのは¥500でした。はて?同行した方の手数料でしょうか?
実は、その前に某大学院に寄り、ついで
ギャルリータイセイに寄っていました。
http://www.taisei.co.jp/galerie/
目的は、マルセイユのユニテの資料があったかな、と資料探しです。新宿にこのギャラリーがあったときは実に充実していたので、都庁や大成建設などに用事があると立ち寄ったのですが数年前から横浜に移転してしまったのでした。

ここは逆に期待が大きすぎたのか、目新しいものはありませんでした。
偶然にも2つの展示を同じ日に見て、期待や先入観、思い込みがいかに”見る”ことに影響するのかを感じました。素直な気持ちで見る、読むことが重要なのでしょう
PS.先日、何気なく読んだHさんの本に”ひとりでいることは寂しいかもしれないけど、誰かと一緒だと煩わしい”という文章を読んで、なるほど相反するなあ、と思いました。