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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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ナニカアル

ナニカアル

桐野 夏生 / 新潮社



週刊新潮で連載していたナニカアルが本として出版された、と新潮社の「波」で読みました。週刊新潮ではなんどか目にしたものの、関川夏央の指摘にあるように
なぜ今、林芙美子なのかという疑問で読んでみました

昔、林芙美子を初めて読んだとき、本の内容よりその生きざまの凄さに圧倒され、こんな人はどのような文章を書くのか?という疑問と視点でしか興味そして印象がありませんでした。そのため、

清貧の書・屋根裏の椅子 (講談社文芸文庫)

林 芙美子 / 講談社


を手に入れ、読み返しました。

。。。。やはり圧倒されっぱなしです。関川さんにいわせれば
無道徳な人」なのかもしれませんが、真実が潜んでいるからこそ何人もが作者本人の評伝を書くのでしょうか。


ps. 瑣末な話ですが、自分自身のことを久々に思い出しました。学校に入るとき理学から文学(実際に文学部に入学)に志望変更したのです。実際には、すぐにそれも辞め、まったく現実的な工学(建築・都市計画)にいったん落ち着き、社会にでてからは専門は経済、コンピュータ、会計・監査そしてまた現在になって都市計画に戻った「流浪の人」だから共感を持つのかもしれません※林芙美子の経験知に比べれば、ずいぶんとまた次元の低い話ですが。

写真は流浪の作家、反道徳の作家である林芙美子の記念館:作風とちがいずいぶんときちんとした建物ですね
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by gentas | 2010-03-22 17:05 | Book Worm