Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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<   2006年 04月 ( 10 )   > この月の画像一覧

銀塩フィルム

ハイテク企業の代名詞であったポラロイド社が倒産し、篠山紀信が使用し高度なメカニズム採用により爆発的に売れていたコニカが撤退するなど銀塩フィルムを使用したカメラが受難続きであった。すでにデジタルカメラの生産・販売台数に逆転されるなど盟主の座もおり、すっかり業界には停滞ムードがただよっている。さらに追い討ちをかけるように、原油の世界的高騰により生産への影響は甚大な中で、ついに世界的フィルムメーかーである富士写真フィルムが社名を変更し、富士フィルムとなったようだ。
Canon EOS 5D完全ガイド―機能解説、撮影テクニック、画像特性まで完全攻略
吉田 直 角川スニーカー文庫編集部 / インプレス
ISBN : 4844322176
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一方、リタイヤメント層の支持を受けてか、生産廃止になる一部のカメラには注文が殺到するような現象も起きており、なんとも不思議な現象がおきている。銀塩フィルムの将来はどうなるのだろうか。

写真を画素単位で能力の指標として表示する例がある。一般的にいえば、デジタルカメラの主流は5~800万画素だろうか。我が家のデジカメは初期に購入したものが200万画素。旅行にいくからと奮発して買ったものが500万画素だ。一方、35mm銀塩フィルムは2,400万画素になるらしい。

我が家の例でいえが、歴史的名機といわれたペンタクスのハーフカメラがあった。これはフィルムが貴重な時代に作られたもので、反射式露出計も立派に「アナログ」だ。ピントも甘いが、その甘い感じと多分35mm換算で60mm程度のレンズが、できあがった写真を落ち着いた雰囲気を作ってくれた。一方、このピントの甘さや被写体深度、発色などがデジカメの弱点ということはすでに知られているだろう。

また、卒業設計の大きな模型写真をとるために買ったマミヤの6×9のブローニー版カメラは、蛇腹式の「あおり」機構があるがおもいきいりアナログというか職人的な使用だ。また、面積比が35mmフィルムの約6倍だったかだ。そのため専門の図面写真会社に持ち込んで畳一枚まで伸ばしたりした。レンズはシャープといわれたが、レズシャッター方式で沈胴式であり、すでにファインダーも壊れかかっている。登山などで被写体深度を深くしフィルム感度を抑え、自然界のダイナミズムを捕らえるのにしか使えない。こうなるとまるで「箱型ピンホールカメラ」レベルかもしれない。この場合、被写体深度のみが魅力だが、ブローニー版を買って6枚しかとれず、手間も時間もお金もたいへんかかり、重く操作がたいへんなのが弱点だ。

デジタルカメラの趨勢は誰も止められない。しかも、手ぶれ防止、ぼかし、高感度、被写体深度の確保などどんどん改良されているようだ。性能があがっているのに、値段はおそろしいスピードで下がっている。最初のカメラをケイタイに付属したデジカメを使うのが当たり前になり、デジカメに対するアレルギーは若年層にまったくない。

しかし、銀塩フィルムは決して、どんな写真となっているだろう、といったびっくり箱的な存在だけではなく、安定した感度やフィルムとして残り、モノとして把握できることなどを利点を評価されながら適正規模で生き長らえるだろう。また、一ユーザとしても、決して8mmカメラのような歴史を歩まず、営々と生き長らえてほしいものである。
土門拳 古寺を訪ねて―奈良西ノ京から室生へ
土門 拳 / 小学館
ISBN : 409411422X
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by gentas | 2006-04-30 22:43 | Recommendation
●『エルンスト・バルラハ』
●京都展:『エルンスト・バルラハ』

サラリーマンをしているとよっぽど注意していないと世の中の動きを理解できなくなるようです。悲しいかぎりです。
「エルンスト・バルラッハ展」のつり革広告を今朝の電車の中で発見したいへん驚きました。芸大?そういえば独法になったら立派な美術館ができたと発表されていたのを思い出しました(なんでそんなことができるのか?また別に考えてみましょう。)

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はじめてBalrachを知ったのは、四半世紀前の北ドイツボルプスベーデ村だったと思います。なぜか北ドイツに惹かれ、うろうろしていたときに現地の観光資料かなにかでみつけて訪れました。当時は建築雑誌に紹介記事を書いたような気がします(あとで調べたら1984年でした)。調べてみるとドイツではいろいろな街で同じ展覧会をやっており、たいへん親しまれた存在なのでしょう。たくさん本や展覧会パンフレットも持ち帰ったはずですが、探しても数点だけが残っているだけです。

バルラッハの暖かい造形美は宗教的なものが多く、しばしテーマ性を考えさせられるものもありますが、造形は誰もがなじみやすいものです。また、たくさんのスケッチ類も躍動感があり、非常に緻密な構図ながらわかりやすいものです。

一方、撮影者は誰かわかりませんがするどい眼光のポートレイトも有名です。彫刻家というか、辺境の村に集まった芸術家たちの研ぎ澄まされた精神(Zeitgeist)が感じられました。

当時、泰仙弟子丸のZENがじわじわと浸透していき、同時にドイツで国内はZENもブームだったように記憶しています。また、非常に親和性のあるイベントだったような気がしました。

残念ながら朝読んだところでは、午後5:00までの開場とありましたので、サラリーマンが会社の帰りがけにいくことは随分と無理があります。興味ある方は、可能だったらぜひいかれることをおすすめします。表現主義論争とユートピア
船戸 満之 / 情況出版
ISBN : 4915252639
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Ernst Barlach. Mit Selbstzeugnissen und Bilddokumenten.
Catherine Krahmer / Piper, Mchn.
ISBN : 3499503352
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格付け:「B」(ぜひ現物を見ることをおすすめします)
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by gentas | 2006-04-26 22:38 | Recommendation
山田真哉のつまみ食い新会社法
山田 真哉 宮崎 剛 緒方 美樹 / 青春出版社
ISBN : 4413008103
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現行商法に代わり、企業の設立と運営の基本を定める「新」会社法が新たに5月1日からできる。サラリーマンたるもの、概要ぐらい理解しないといけないが、実は影響は広く深くそんなに単純なものではない。一斉に販売開始されている数々の本をみても、背表紙からだけではどうちがうのか詳述されている内容のポイントはどうちがうのか著者も立場によって理解がちがうようだ。羅列すると;
・有限会社の廃止→特例有限会社への移行あるいは株式会社への移行。これは会社の実態が整理されそうでよくわかる(特例って気になるけどね)
・特別取締役会 →迅速な決議でよくわかる。コンパクトな経営層となりそうだ
・役員任期の制限(有限会社)→株式会社への移行がすすみそうだ。家族経営などの零細企業には影響大きそうだ
・取締役会決議の省力化→電子メール決議など実態的かつ迅速な判断ができる
・内部統制システムの構築義務付け→ようやく内部監査体制がすすむことになる
                                     などなど
とにかくどうやら「株主総会、役会などの諸手続きの簡略化」がすすむ一方で、リスク管理体制がしかれることになる。

条文上のそれらよりも、経営層の機動的判断が行われることで、従来の株主総会決議が取締役会にうつる部分が増え、事業の再編成や企業合併などの判断が大幅に簡略化できることで、簡単にいえば企業買収やM&A、不要となった事業の切り出しや統合が一斉にはじまりそうだ。景気が上向いてきた現在となってはやや皮肉だが「選択と集中」の波が動き出すことになる。実際、いくつかの企業は前倒しで積極的にすすんでいる。blogでも専門家(実務家)のさかんなレポートがでているので興味あるかたは探されたほうがよいですね。決してMファンドや拘置所の中にいるH君たちのやっていることは対岸の火事ですまさそうである。「こんなへんなことしている会社なんか潰れちまえ」などというサラリーマンのぐちも、ぐちを言う前に整理されていしまう時代が目前だ。

<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
山田 真哉 / 日本実業出版社
ISBN : 4534037384
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ということで、「女子大生会計士~」の著者である山田さんの本をまず読むことをおすすめします。その他でもまずは薄い本を探してから論点を整理して理解したほうがよさそうですよ。※我が家の同居人がまんがか何かと勘違いして「女子大生~」を読んでいたが、想像したようには面白くなかったようです。そりゃそうだよね、内容は会計監査の話だから、実際の会計監査・内部監査を理解している人間にとっては著者の論点はするどくて、気楽には読めない本です。私も、知人からすすめられて読み始めましたが、場面がわかりやすくポイントがはっきりしていて、ずんずん読みましたが、楽しいとか気を緩めて読んだものではありませんでした。ちっとも「世界一簡単」とはいいきません。でもタイトルのうまさで大ベストセラーになっただけのことはありますね。私は何冊か続けて一挙に読みました(著者の意図を理解せずにストーリーを追っかけるだけでも結構おもしろいですよ)
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by gentas | 2006-04-23 09:47 | News

先日TVを見るともなしに見ていると「~日間何も食べずにいる女性」が紹介されていました。でも何も食べないのではなく「土」を食べる!のです。

土というのは花崗岩などを主とし珪素分が大半の無機物という教科書なみの知識しかありませんでしたが、確かに有機物も含有しているはずです。昔のひとは田圃などでも少しなめてみる、とは口に含むという知識はありましたが、なんとも強烈な事実です。

そんなことを思い出しながら、自宅にあるプランター類の土の入れ替えをしました。主たる作業はいったん抜き取り、根が多いものは少し切り取って大きな鉢に入れ替えることです。同居人が買ってきたままで死にそうな鉢が多いのですが土を入れ替えると大半はよみがえりました。どうやら根が伸びきったようで成長を止めていたようです。知識はあいまいですが種類によっては新たに土を加えた後で、肥料を加えました。根が下まで伸びすぎ、抜くに抜けないバラは挿し木をしたりしたらたいへん増えました。近所の老人たちは散歩コースになっている、我が家のバラを見るのが恒例行事らしいので、場合によって家人は鉢を差し上げたりしているようです。私も可能な範囲でいらなくなった鉢を使ってせっせと挿し木してバラ鉢を増やしています。

別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 ~選ぶ、育てる、咲かせる
上田 善弘 河合 伸志 NHK出版 / 日本放送出版協会
ISBN : 4146457769
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失敗しない野菜作り入門―人気の野菜140作り方の手順とコツ
主婦の友社 / 主婦の友社
ISBN : 4072406031
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しかし、このバラを心ない近隣の住民に花を落とされたり、ゴミを投げ入れられたりと毎日のように被害にあったりしています。残念なことです。今年は少しつぼみを剪定し減らしました。

ホームセンターにいくと野菜の土というのがありましたのでついでに野菜も何種類か植えてみました。夏が来るのが楽しみです。できたらできたで、できなかったら「なぜできなかったのか」考えるのが楽しみです。
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by gentas | 2006-04-22 18:36 | Recommendation

ラジオの時代?

ラジオの時代―ラジオは茶の間の主役だった
竹山 昭子 / 世界思想社
ISBN : 4790709418
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TVが一台壊れました。しばらく家電リサイクル法下で廃棄の方法が煩瑣だったので自宅に置かれ、家人からは叱られたりしましたがようやく捨てました。

かすかに覚えている昔の真空管TVは、修理は一大イベントで調子が悪いと電器屋さんに連絡して直してもらいましたが、今は捨てるだけです。最期の頃はなんと「赤」色がでないのです。なんとも忘れていた白黒TVに近い雰囲気で非常に不思議な感じでした。その雰囲気を楽しんでいたのでたまにカラーになると「お!こんな色だったのか」と感動したりしました。

真空管70年の歩み―真空管の誕生から黄金期まで
ジョン・W. ストークス John W. Stokes 斎藤 一郎 / 誠文堂新光社
ISBN : 4416106025
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リサイクル法とかのおかげでお金を事前に市内の郵便局で専用用紙をもらって郵便為替で払って、のこのこと専門業者のところに運びました(我が家にクルマがあったからいいけど、老人世帯はどうなるのでしょう?業者にお金を払いたくないと家の中はゴミだらけ?になるのでしょうか。なんとも寂しく侘しい施策を考えついたものですね。しかもどうやら材料が高騰しているから廃品業者は副収入がどんどん増えて笑いが止まらないのではないですか、役所の方々?)

そんなわけでTVのない生活を楽しんでいます。帰宅し机に座るとまずはラジオを聞きます。TVと違って、本を読んだりPCでメールを見たりと「他のことができる」ので結構気にいってます。放送大学、NHK名人寄席やPodcast放送なんかも結局は音源でしか参加していませんが「シャワー」のように使うことができます。タイマーで録音し、MP3に自動変換する機械も買いました。当初はバグがあってタイマーが設定解除なんかになりましたが今はpatchをあてて直ったようです。

そういえば我が家で最近大笑いで何度も見た番組も「ラジオの時代」でした。音をつくる舞台裏で様々な工夫やドタバタがあるのですが、誇張もあるけど「こんなのあるある」としみじみと見ていました。箸が転がっても笑う我が家の娘は、毎回狂ったように笑いころげています。「受験なのに大丈夫?」とこころのなかではもう少し大人になってほしいなあ、と心配もしましたが素直な反応は若さの現れなんでしょうね。

でも笑うポイントが鈴木京香のセリフ、なんです。なんでおかしいんだろう。私は「汝の隣人を愛せよ」と叫ぶシーンが思わず笑っちゃうところなんだけどなあ。「笑い」のポイントは人それぞれ年代によっても、知識や経験によってもちがうものなんでしょうね。(当たり前か)
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by gentas | 2006-04-19 23:52 | Recommendation

増殖するカタカナ言葉

いつのまにか仕事の上でのカタカナ言葉が非常に増えました。IT関連なら単純ですが、金融に限らず社会全般が西洋化したのか、当たり前のようにつかってます。
「アセットアロケーションをすべきです。ビーエスを見直し、資産バランスを再検討し、必要あればエムビーオーやエムアンドエーを含め考えましょう。その際には事業の一部をアイピーオーするこも検討すべきです。また、アセットにはリートの導入や行い。。。」などとわかったようなわからにような会話が増えましたね。

PCやネットワークを仕事とする方などはもっと極端です。少なくとも私は直接かかわっていませんが、必要となってきたのでビジネス関係の用語集を買ったり、追記したりしたら書き込めなくなり、大きなバインダー1冊もあっというまにパンパンに増えていきました。そのためビジネス用語を含んでいる電子辞書も購入しましたが内容はほとんどアンマッチです。ふーー。際限ないのでしょうか?あるいは日本人の表現力がなくなってきているのでしょうか(だとしたら「日本人」の衰退ですね)

確かに日本語に置き換えるとまだるっこしいし、ビジネス文書の表現がそうなっているので最も効率的のようです。

地方自治体や役所がへんなカタカナ言葉を使って、内容の空虚な施策を飾っていたのはまだまだかわいらしい頃だったんですね。
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by gentas | 2006-04-16 11:25 | Recommendation

上場株の正しい買い方

株の売買がたいへんなことになっているようです。昔から「女子供がはじめたら売り逃げろ」という鉄則があるようですが今回はどうなんでしょうか。バブルのときは確かにそうでした。過熱感がある、という報道も多いようですが「正道」の株の買い方があります。それは、

1.下がったら買って、上がったら売る
2.株に惚れない
3.人(証券会社も)に勧められたら買わない

ことだと思います。当たり前か。少なくとも私はこのルールです。ルールに従わずに購入してしまったNTTや転社銘柄はたいへん「勉強」してしまいました。トホホ。IPOなんかは株式の購入というより「抽選」ですからね

皆さん、がんばって下さいね

格付け:「スクエア=フラット」
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by gentas | 2006-04-15 23:45 | Recommendation

信託の改革が始まる

信託改革 金融ビジネスはこう変わる
永田 俊一 / 日本経済新聞社
ISBN : 4532351340
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「小泉改革」路線についてはその成果について賛否両論だが、両論とも評価がわかれているのはどうしてだろう。憲法改正(第9条)議論の影に隠れ日本の法体系やシステムが硬直的になり、現代の経済活動などに矛盾してきている。最近は少しづつ既存法改正、不備の整備(改正)などがされている。

最近では、会社法の改正という歴史的英断があった。明治以来の硬直的な法の整備はこれからも続き、商法の抜本的な改正も予定され、明文化法体制が整っていきはじめたといいえる。

今回、信託業法の改正が動き始めた。国会議論はあいかわらず付帯決議などの運用がされているようだが歴史的な進歩だろう。特に、営業信託はごく少数の信託会社(銀行)が免許制度の中で営んできたが、これからは信託のスキームをはるかに自由に使いことができる。すでに商社などでも信託セクションを作り始めた。

そのためにも今後の動静の一部を描いた好著といえる。一読をおすすめします。著者の永田さんは協会の副会長もされたりと業界内情には精通され、また同法に愛情をそそいでいます。ご本人にも確認しましたが、たいへん楽しそうに「信託の利用はこれからです」と力説されちたのが印象的です。「信託」を少しでも齧った寺とならわかるでしょうが、専門書といえば難解な専門書ばかりだが、他にも永田さんの小説仕立ての本が何冊かあったりと少しづつユーザに近い本も出版されてきているようです。

格付け:「 C+ 」 (斯界の専門家がまとめたのでわかりやすい部分と少し省略されている部分があります。まずは書店で読んではいかがでしょうか」
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by gentas | 2006-04-15 09:26 | Recommendation

Mさんの消息

INETってのは便利なもので知人たちが今なにやっているのか大体わかるようです。かつて勤めていたシンクタンク役員に「ねえねえ一緒にいた人たちさあ、今ここにいるよね。OB会やろうか」と不埒なことをいったら「なんでわかったんだい?」と聞かれ、少し驚きました。紺屋の白袴、意外と器をつくるのに精一杯で利用は苦手のようです(だからみんな辞めちゃんだよなあ、と一人ごちていました)

ご多分に漏れず、血気盛んな自己主張の強い人が集まるのがシンクタンクですから、ほとんどは退職していますが、やはり大半は大学に戻り、全体の60%ぐらいだったでしょうか。数人は起業していました。Hさんの会社とSさんの会社が四季報で並んでいるのには少し感動すら覚えましたが、IPO後数年たった今はすでに一部は買収されるなど動きは世の中はあまくなく動きは大きいものです。

この会社ではすばらしい上司2人に会いました。論語では「上司は3日でわかるが、部下は3年かかる」という表現があるようですが、ひとりはM物産の常務だかになったこともある方で、なんでも戦争中戦車部隊を引き連れて、千人だかの部下を死なせてしまったとかおっしゃっていたのを覚えています。何がすごいのか説明できませんが多分「おれの靴を舐める」といわれてもやりそうな引力がありました。私のほうも可愛がってもらったようで、安藤忠雄にセッケイしてもらった自邸のお披露目に呼ばれて、お邪魔し玄関が7つもあったこと、ケーキがおいしかったことをまだ覚えています。

もうひとりお世話になり、いい意味で干渉されなかった上司にMさんがいます。彼は素晴らしい才能の持ち主で、室町のN銀行(ほらあそこですよ、お札に書いてある)にヘッドハントされ、その後コンサル会社を数社歩いて、アクセンチャーの技術トップだとばかり思っていて、連絡しようとINETで調べていたら、いつのまにか広島大学教授になっていました。彼の退職にあわせほぼそのチーム全員が退職してしまいましたが、彼にも大きな吸引力があったのだと思います。

アウトドア好きでたいへん活発で若い奥様をお持ちでしたから、きっと狭い東京などにおらず毎週末は海でウィンドサーフィンでもしているんだろうなあ、とうらやましい思いをして昼ごはんを食べていました。XMLによるEC構築技術
森田 勝弘 遠城 秀和 菅又 久直 / ソフトリサーチセンター
ISBN : 4883731464
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「ゲーテとの対話」を愛読している私としては、エッカーマンになりきって、一度、本当にOB会でも開いてみようかな(今回は特に内容のない「ひとりごと」でしたね、失礼しました)

格付け:「A」(甘すぎますかね。)

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by gentas | 2006-04-13 23:42 | Research

プチプロな中央線

高円寺・阿佐ヶ谷は私の出身地です。出身地というのはこころに根強いものらしく、その後三鷹・吉祥寺に住んだりとなかなか離れられません。人気ある世田谷区は子供の頃人口30万人だったかと記憶していますが現在80万人と50万人の「地方出身者」が増えているんだ!とすねてみているため、住む場所として無視していました(今、ちょっと悔やんでいます)

そういう志向を「プチプロレタリアートな文化人好み」といって一刀両断する人が、やや自虐的ですが学校の先生なんかに多くいます。確かに荻窪あたりは丸の内線で一本で本郷にいけるためか、大学の先生や大手メーカ出身者、資産家が多く住んでいるようです(実際、大昔のことですが家庭教師をしていたので様子はだいたいわかっています)。阿佐ヶ谷はライター、高円寺は演劇・音楽関係、そして最近中野ではお笑い関係者が多いと聞くなど、サラリーマンとはちがった時間軸で街が動いているような気がします。そして、そのためか学生時代は非常に自分自身にマッチしていました。そして、「プロ~」的な雰囲気が色濃く残っているのが、やはり高円寺・中野あたりかと思います。
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本当は高円寺の駅までは徒歩では結構歩くのですが、社会人なりたてのころも高円寺から乗って通勤し、阿佐ヶ谷で降りて飲んで帰る、というパターンが多かったような気がします。

そんなことをこの本は思い出してくれます。しばらく前に、高円寺を降りると「純情商店街」という垂れ幕があり、なんだか逆に寂しい思いをしました。皮肉なことに、その幕ができたころから急激に商店街は変貌し、小説にでてきた乾物屋やおでん種屋、蒲団屋なども姿を消しはじめ、「純情商店街」らしさはどんどんなくなりはじめましたね。

ところで記憶を更に遡って商店街を思い出すと、乾物屋よりもやはり早稲田通りに近いおでんを売りながらおでん種を売っていた店がいちばん元気で印象的だったのを思い出しました。ちょうど「おそ松くん」が微かに流行っていたからでしょうかね

そんな風な、プチプロな記憶を遡るのに素晴らしい本ですね。いまではそのころの雰囲気を残しているのは都内では砂町銀座とか千住の裏銀座とかぐらいでしょうかね。そういえば西日暮里の駄菓子問屋街も一掃され、新しい交通システムが開通するようです。
高円寺純情商店街・哀惜篇
ねじめ 正一 / 新潮社

格付け:「B-」(映画「三丁目の夕日」と併せて読むと感じがよくわかりますよ)
ISBN : 4103722045
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by gentas | 2006-04-12 23:01 | Recommendation