前川国男
2009年 09月 05日
江戸たてもの館を見ることができました。
「ここはこの3つが見所ですよ」。そういう風に案内ボランティアという立派な上着を着た方に説明されました。その中での飛び切り存在感あふれているのが
前川国男邸
昭和建築といえそうな大屋根式の木造平屋です。当初は目黒に在していたようですが大きな回転ドアやプロポーションには現代にも通じるデザインを感じましたが、総じては「サザエさんのおうち」のように内部空間は予想外にコンパクトでした。
さて、ご存知のように前川国男といえばコルビジュエのお弟子さんです。確か東大の卒業式にもでずにそのままパリへ渡ったとかいうエピソードを何かで読んだ気がします。最後の仕事は国立図書館だかの増築ということです。
私が前川国男の設計を体験したのは、確か群馬県の美術館ではなかったかと印象をもっています。正確にいえばすでに亡くなられていたので、前川事務所の仕事です。
コルビジュエさんとの関係でいえば、
前川さんと吉阪さんは、大兄と末弟
といった印象をもっておりますが、建築設計エスタブリッシュメントを目指した前川さんと空間構成などむしろ大きな都市計画や住民参加型計画に興味を持ち、登山や震災復興などにまい進し、明らかに建築家を超越した吉阪さんには最後まで理解できなかったように思います。
※そういう意味では、私なんぞはコルさんの忘れられた末孫という感じであり、正しく「何してんの?」と理解されないかもしれませんが。
実際、前川邸はもちろん保存状態もよく非常に関心すると共に参考になりそうです。
「ここはこの3つが見所ですよ」。そういう風に案内ボランティアという立派な上着を着た方に説明されました。その中での飛び切り存在感あふれているのが
前川国男邸
昭和建築といえそうな大屋根式の木造平屋です。当初は目黒に在していたようですが大きな回転ドアやプロポーションには現代にも通じるデザインを感じましたが、総じては「サザエさんのおうち」のように内部空間は予想外にコンパクトでした。
さて、ご存知のように前川国男といえばコルビジュエのお弟子さんです。確か東大の卒業式にもでずにそのままパリへ渡ったとかいうエピソードを何かで読んだ気がします。最後の仕事は国立図書館だかの増築ということです。
私が前川国男の設計を体験したのは、確か群馬県の美術館ではなかったかと印象をもっています。正確にいえばすでに亡くなられていたので、前川事務所の仕事です。
コルビジュエさんとの関係でいえば、
前川さんと吉阪さんは、大兄と末弟
といった印象をもっておりますが、建築設計エスタブリッシュメントを目指した前川さんと空間構成などむしろ大きな都市計画や住民参加型計画に興味を持ち、登山や震災復興などにまい進し、明らかに建築家を超越した吉阪さんには最後まで理解できなかったように思います。
※そういう意味では、私なんぞはコルさんの忘れられた末孫という感じであり、正しく「何してんの?」と理解されないかもしれませんが。
実際、前川邸はもちろん保存状態もよく非常に関心すると共に参考になりそうです。
by gentas
| 2009-09-05 00:52
| Urban Design