Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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情報の宝庫?007シリーズ

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世代的な関係でしょうが、我々の世代は教育の基礎は007だったかもしれません。なんだか振り返ると軽薄かとは想いますが、INETもCATVも、もちろんYOUTUBEもGYAOもないころです。上映される007は、その洒脱なファッションや使われる洒落た英語や転々とする美しいロケ地と実に様々な情報の宝庫でした。

ロシアより愛を込めて、死ぬのは奴らだ、ネバーセイネバーアゲイン、ゴールドフィンガー、ゴールデンアイ。。。。タイトルも実にこころをくすぐります。

冷静に考えると、例えばゴールドフィンガーなどでいきなり金粉塗られて全裸で殺されるシーンなんかは「なんで?」とストーリーとは全然関係ないことがあります。しかし、007シリーズは他人に展開を教えるようなものではなく、じっと流れに身を任せるものだと想います。

年齢を重ねると小説もそうですが、何故作者はこのような人物像を描いたのか?などと少し作る立場で作品をみがちなようです。そうやって見ると007は決してエリート諜報員ではなく、すべての作品に共通しているのは多少わがままで勝手に行動する自立した人物像なのかな、とも思います。そういった意味でも厳しい管理社会に住んでいる日本人にとっては爽快なのかもしれません。あ、もちろん女性にモテモテな点もありますが。

峰隆一郎という作家のチャンバラ小説があります。娯楽要素はもっと直截的(簡単にいえばバイオレンスとエロという非日常性)で決して知的なものではありません。率直にいえば、出張帰りの電車で少し時間があって読み棄てるものクラス、でしょう。しかし、どうしてこういう小説を書くのかなあと考えると興味をそそるのは「歴史の中で活動したであろう無名人物」に焦点をあてていることです。しかも幕末の浪人(リストラ、失業者)が中心人物です。無名であることで史実と離れた自由な行動もできます。また剣術もひたすら一撃必殺です。この展開になれた後、シバレンを読み返すとがっかりするでしょう。円月殺法なんかなんでしょう?

さてカジノロヤイヤルはどうでしょう?007原作者のイアン・フレミング自身がMI6でスパイとして活躍し、自分の経験をもとに1953年にこのカジノロワイヤルを発表したようです。そのため社会的背景はまったく違いますが、現実的に傷だらけになった渋めの顔立ち。そして「にやけ顔」ではないアクションだらけの主人公には感情移入しやすいようです。a0020434_0483246.jpg
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by gentas | 2006-12-28 23:50 | Recommendation