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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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「債権回収最前線」

Excite エキサイト : 社会ニュース

タイトルはやはり「際物」系のごとくに写ります。
債権回収最前線
中川 剛毅 / 中央公論新社
ISBN : 4120037584
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さて、RCCという単語はだいたいの社会人は知っている、と理解しています。しかしながら、その社会的評価は様々だということも知っています。破綻金融機関などの職員ばかりいて、ちっとも成果がでていない、いや、所詮は国の出先のくせにとんでもない厳しい回収をしていてけしからん、いやいや、もう住専債権もなくなったはずなのだから解散してしまえ、などなど実に様々な評価があります。

タイトルが気になっていたので読んでみましたが、本書は読売新聞を退職してRCCの広報担当者として転任してきた記者出身の方の著作でした。悪く言えば、提灯記事です。よくいえば、RCCの成果の一部を丁寧に紹介しています。

多少はRCCと関係を持ったこともあり、内情も少しは理解している私としては、あまりに厳しいマスコミ攻撃ばかりを受けてきたRCCにとっては、もう少し早く本書のような回収の明るい側面を公にしてほしかったなあ、と思います。

格付け:「B」(債務者と協力して、返済計画づくりを協同して、双方の意を汲んだ債権債務の解消が実行されたものも多いはずです。今は落ち着いているでしょうが回収業務に携わる多くの金融機関の方や債務者の方には一読をすすめます)。

→公務員の居座り、債権回収なんて想定外すぎますね。ここはひとつ内部監査を実施してうみを出し切ってはどうでしょう。ただし、民間企業のレベルだと影響が大きすぎるでしょうが、ある程度はしっかりやってはどうでしょうか。なんなら私がやりましょうか?
by gentas | 2006-11-26 00:55 | Recommendation