JREITへの金融庁改善命令
2006年 10月 24日
金融機関にとって改善命令という事態は、非常に重いもののようです。しかし最近は妙に金融庁からの改善命令が新聞紙上に掲載されます。
消費者金融、生命保険、損害保険、そしてメガバンク。
「権威の主張だ、横暴だ」あるいは「長官が政治家に転身するのでにらみを利かせるためにやったのだ」又は「木村某との関係があるので、金融庁検査結果をあいまいにするためにやったのだ」。。。。と週刊誌上でも盛んに憶測記事が書かれています。
実際のところ、これといって判断できませんが、来年からのJSOX(金融商品取引法;又は企業改革法)の発効に向けての調整というところかもしれません。
さて、先週末、JREITのいくつかがこの改善命令を受けました。不勉強でしたが、どうやらだいぶ前から指摘されていた事項だったようです。ポイントは取締役会が正常に機能していないのではないか、持ち回り開催などというあいまいなかたちや取締役が親会社などと兼任し、利益相反となりうるし、また牽制機能が働かない可能性がある、という指摘のようです。
そして、大企業の実質子会社であるこれらの経営者にも、「直接の資本関係はあっても、過半を出資していないから関係ない」との認識がたったようです。あるJREITは銀行の出資比率が約31%で、各社が同じような割合なので逆に舵取りがいません。そして改善命令がでたら、「ほらみろ、銀行から社長をださせてやったのにこの様だ。だから今後はチェックしてやる」という姿勢なのでしょうかね。。。。。
消費者金融、生命保険、損害保険、そしてメガバンク。
「権威の主張だ、横暴だ」あるいは「長官が政治家に転身するのでにらみを利かせるためにやったのだ」又は「木村某との関係があるので、金融庁検査結果をあいまいにするためにやったのだ」。。。。と週刊誌上でも盛んに憶測記事が書かれています。
実際のところ、これといって判断できませんが、来年からのJSOX(金融商品取引法;又は企業改革法)の発効に向けての調整というところかもしれません。
さて、先週末、JREITのいくつかがこの改善命令を受けました。不勉強でしたが、どうやらだいぶ前から指摘されていた事項だったようです。ポイントは取締役会が正常に機能していないのではないか、持ち回り開催などというあいまいなかたちや取締役が親会社などと兼任し、利益相反となりうるし、また牽制機能が働かない可能性がある、という指摘のようです。
そして、大企業の実質子会社であるこれらの経営者にも、「直接の資本関係はあっても、過半を出資していないから関係ない」との認識がたったようです。あるJREITは銀行の出資比率が約31%で、各社が同じような割合なので逆に舵取りがいません。そして改善命令がでたら、「ほらみろ、銀行から社長をださせてやったのにこの様だ。だから今後はチェックしてやる」という姿勢なのでしょうかね。。。。。
by gentas
| 2006-10-24 00:06
| Internal Audit