ベラボーな生活
2006年 07月 11日
リゾートは大好きです。一度会社を辞めたときも、頼まれていた翻訳の本と辞書と海パンをもって海外リゾートでぶらぶらしていました。(まあ、実際はプールサイドで翻訳しても全然仕事はすすまなかったんですけどね)。でもおかげでリゾートは天国、リゾートの周りは地獄というのは嫌というほど痛感しました。当たり前の話で、もっとも開発が遅れている場所を買い叩いてリゾートとするわけです。一番顕著なのは地中海クラブではないでしょうか?敷地の外には一歩も出さないで、中で完結する生活を強要するわけですからね。
この本も善男善女が集まるはずの、禅道場の非民主的な強制生活を通じて、極楽=地獄の様子がよく描かれています。「好きなことをするのではなく、することを好きになる」ことが修行と著者はいいきっています。仕事にいきずまったサラリーマンなどは一読するとスッキリするかもしれません。え?私ですか、すっきりはしませんでしたが「生きることは死ぬための過程」であることは再認識しました。
ベラボーな生活―禅道場の「非常識」な日々
玄侑 宗久 / 朝日新聞社
ISBN : 4022501928
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この本も善男善女が集まるはずの、禅道場の非民主的な強制生活を通じて、極楽=地獄の様子がよく描かれています。「好きなことをするのではなく、することを好きになる」ことが修行と著者はいいきっています。仕事にいきずまったサラリーマンなどは一読するとスッキリするかもしれません。え?私ですか、すっきりはしませんでしたが「生きることは死ぬための過程」であることは再認識しました。
ベラボーな生活―禅道場の「非常識」な日々
玄侑 宗久 / 朝日新聞社
ISBN : 4022501928
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by gentas
| 2006-07-11 05:28
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