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Thomas,Wohin Farhen Sie,denn?気力・体力は減少気味,睡眠時間は長くしないと持たないです。人生は「誤解と錯覚」ですがやりたいことはやっておかないと!


by gentas
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カードローン

以前、官僚から受けた良質な金融のレトリック(詭弁)がどうも気になりますので、忘れないうちに書いておきます。

何故貸金業法改正の完全施行が危険なのかまとめてみます:

貸金業法改正により、いわゆる無担保ローンの上限金利が引き下げられ、債務者(利用者)にとっては実にいいことのはずです。しかし、同時に年収の1/3までしか貸せない、という「総量規制」の制約を受けることになります。※例えば、専業主婦の方の利用はあいまいでしたが、これからは仮名であっためもできなくなります。
更に、割賦販売法改正による支払能力調査義務により、年間支払可能見込額内での利用という制約も受けます。リボルビングも制約があります。※従って、金券ショップに流れる一部であろう立替購入・処分による借り入れのようなこともできなくなります。
カードローン_a0020434_2238213.jpg

さて、これらが住宅・不動産の借り入れとどういう関係があるのでしょう?

実はバブルの時に最も活躍したもののひとつがこのカードローンなのです。すなわち、地位あるサラリーマンはわざわざ借り入れを申請することもなく、カードを使えば自動的に融資を受けられていたのです。

そして、ステップ償還と給与の削減を同時に受けた層、不動産投資をしていたが空室が増え、追加投資が増加してキャシュプアになったためブリッジローン(暫定的借入)もやはりカードローンである可能性大なのです(この稿続く)
カードローン_a0020434_22384890.jpg
by gentas | 2010-05-09 22:34 | Research